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早期前立腺がんの治療

人間ドックなどのスクリーニング検査で前立腺抗原のPSAを調べると、
無症状のうちに前立腺がんが発見されることがあります。

この場合はまだ尿道や膀胱の圧迫などはないので
尿が出にくいなどの自覚症状は全くなく、
前立腺内にがんが留まっていることが多いので、
根治の可能性が高いといわれています。

前立腺の触診では、前立腺がいくらか硬く触れるようになります。
PSA高値であれば超音波検査やCT検査、骨シンチ、MRIなどで
リンパ節や骨への転移がないか調べます。

また、前立腺に針を刺して組織を採取し、
組織検査をしてがんを確定します。
 

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精巣上体炎(副睾丸炎)の原因と薬について

左右の精巣の横に精巣上体(副睾丸)があり、
ここに細菌が入り込んで炎症を起こした状態が
精巣上体炎(副睾丸炎)です。

精巣上体は精管という管で前立腺と精嚢腺につながっており、
さらに尿道へとつながっています。

尿道から逆行性に精巣上体に細菌が入り込んでしまい、
感染・炎症を起こすのです。

普通は尿中には感染源となるほどの菌は存在しないのですが、
高齢者などで前立腺肥大や尿道狭窄、膀胱結石などの病気があり、
尿中に大腸菌や緑膿菌、ブドウ球菌などの細菌が繁殖していると、
精巣上体炎の原因となります。

また、若い人では性感染症である尿道炎が
原因となっている場合が多いため、原因菌は淋菌・
クラミジア・マイコプラズマなどが多く見られます。

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精巣腫瘍の転移と治療法

精巣では多くの細胞が盛んに細胞分裂をしていますが、
その途中でがんができて増殖してしまうこともあります。

これが精巣腫瘍で、片方または両方の精巣にがんができ、
精子の元になる細胞(胚細胞)から発生するがんがほとんどです。

発生頻度は10万人に1人程度で高くはないのですが、
小児や20代~30代の若い男性に多く、進行していても
抗がん剤がよく効くので、相当広範囲に転移していなければ
治る可能性の高いがんです。

家族に精巣腫瘍の人がいたり、乳幼児期に停留精巣
(精巣が陰嚢内に納まっていない)であったこと、
すでに片方の精巣に腫瘍があった人などでは、
精巣腫瘍になるリスクが高いとされています。

症状としては陰嚢にしこりができ、違和感が出てきますが、痛みはありません。
このため、進行するまで気付かないことの多いがんで、転移によって
初めて症状が出て精巣が原発巣であると診断されることもあります。
 

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タグ:精巣腫瘍 転移
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